院長挨拶
 歯の治療は「痛い」などの悪いイメージがつきもので、不安な気持ちから来院するのをためらう方が多いと思います。また、子供から老人まで、人の口の中は年代別に様々な悩み(噛み合わせ・歯周病・入れ歯など)がございます。  
 それらを患者様にも分かりやすい十分な説明をこころがけ、最適な治療を提供するよう、日々診療にあたっています。
 また、衛生管理にもこだわり、クリーンで清潔な医院環境を保っています。
虫歯の治療
歯周病の治療
入れ歯・ブリッジ・インプラントによる歯の欠損部治療
顎の痛み(顎関節症)・歯ぎしりの治療
  • 一般歯科で使用している機器です。
  • 電動麻酔器
     当院では、通常よりも細い注射針を電動麻酔器に装着し、ゆっくり麻酔液を注入しています。このようにすることで、刺入時の痛みは最小限となり、麻酔のストレスを極端に少なくすることが可能です。痛みに敏感な小児や、麻酔に対して恐怖感をお持ちの方に大変おすすめです。
    オートクレーブおよび紫外線消毒保管庫
     当然のことですが、患者様の口腔内に使う器械は滅菌消毒をしっかりと行っております。
    歯面清掃器
     歯ブラシではとれない煙草のヤニなど、歯の表面にこびりついた沈着物を吹き飛ばし、ピカピカにします。
    口腔外バキューム
     歯を削る際に、目に見えないほどの細かな水や粉塵が飛び散ります。
    これらが患者様の顔にかかったり、吸い込んでしまわないように、口腔外バキュームを設置しております。
    強力な吸引力で治療時に発生する水や細かい粉塵を吸い取りますので、常にクリーンな院内を実現しております。
  • 歯周病ってなぁに?
  •  歯周病は、歯を支える歯周組織を破壊する病気です。歯肉が健康なとき、歯は歯周組織によってしっかり保持されています。初期には自覚症状がほとんど無く、気付かない間に進行していきます。
     歯周病というと、高齢者のお口の中を想像しがちと思いますが、実は小学生の頃から歯石及び、磨き残しの古いプラークがたまり、歯肉炎を起こしているケース(軽度の歯周病)が多数みられます。
     これを除去せずに放置したため、歯の動揺・口臭・歯茎の腫れと出血などの症状が悪化し、当院でも20代後半で重度の症状を示して来院される患者様がいらっしゃいます。
  • 歯周病の予防はどうしたらいいの?
  •  定期的なプロフェッショナルケアとして歯石の除去、セルフケアとして患者様ご自身のプラークコントロールを充実させることで、ご自身の歯を長く使えるようにすることが可能です。
  • 歯周病の治療の流れ
  • 軽度の歯周病治療
    1.治療の前の審査【レントゲン検査、歯周組織検査1(ポケット測定)ブラッシングの確認指導】


    2.歯石除去
    3.歯周組織検査2

    中度の歯周病治療
    4.スケーリング・ルートプレーニング(SRP)   
    ※スケーリングとは、歯に付着したプラークや歯石、その他の沈着物などを器械的に除去することです。   
    ※ルートプレーニングは汚染された根面のセメント質や象牙質を除去して、滑らかな根面にすることです。両方の操作で歯肉の炎症はなくなり、歯周組織がさらに破壊されるのを抑制します。
    ※SRPは、一般的に1回の治療で4~6歯を、局所麻酔下において行います。
    5.歯周組織検査3

    重度の歯周病治療
    6.歯周病外科手術
    7.再評価
    8.メンテナンス

     長期にわたり、患者様自身でプラークのない状態を維持することは難しいことです。そこで、定期的なメンテナンスにより歯周組織の健康を維持することが大切です。

     程度が重症であればあるほど、治療が長くかかることが想定されます。各ステップで院長より説明をしっかり行い、患者様のご同意を得てから治療を進めます。