矯正歯科
 お子さんの歯並びのことが気になっているお父さん、お母さんはいませんか? また、長年のコンプレックスだった歯並びを美しくしようと、最近は成人の矯正治療も徐々に増えてきています。
  • お気軽にご相談ください
  •  矯正治療については、「高額だから・・・」「どのくらいの期間、矯正装置をつけていればいいのだろう?」など、分からないことが多く、一歩先に踏み出せない方もいますよね。歯並びのこと等で不安に思っていることがあれば、ぜひお気軽にご相談ください。 ただし、一般歯科治療とは違い、治療期間が長期に及ぶことも確かです。治療方針・期間・費用についてしっかりと確認しておくことが必要です。
  • 治療の流れ
  • 初診相談
     歯並び・咬みあわせに関する相談をします。口腔内の検査をし、治療の流れについて、治療に使用する装置・費用の概算について説明します。症状によっては、治療開始に最適な時期まで待つことがあります。
    検査
     診断を行うのに必要な検査を行います。口腔内と顔の写真、歯や頭部のレントゲン・歯型などをとります。
    診断
     患者様にとって、最適な治療プランを説明します。検査資料に基づいた治療計画を立て、治療に要する大まかな時期・治療費について、具体的に説明します。

    ※当院の方針は、治療に最適な時期まで待ってから、検査・診断をお勧めしております。
    ※お口の中に無用な矯正装置を入れることは絶対にしません。治療に効果的な時期に集中的に行い、それ以外は装置を入れずに、お口の中をフリーにしておくべきと考えております。
  • 矯正歯科治療におけるリスクと副作用
  • 矯正歯科治療に伴う一般的なリスクや副作用について
    1. ① 矯正歯科装置装着後に違和感、不快感、痛みなどが生じることがあります。一般的には数日間~1、2週間で慣れてきます。
    2. ② 歯の動き方には個人差があります。そのため予想された治療期間が延長する可能性があります。
    3. ③ 矯正歯科装置の使用状況、顎間ゴムの使用状況、定期的な通院など、矯正歯科治療には患者さんの協力が必要であり、それらが治療結果や治療期間に影響します。
    4. ④ 治療中は矯正歯科装置が歯の表面に付いているため食物が溜りやすく、また歯が磨きにくくなるため、むし歯や歯周病が生じるリスクが高まります。したがってハミガキを適切に行い、お口の中を常に清潔に保ち、さらにかかりつけ歯科医に定期的に受診することが大切です。また、歯が動くと隠れていたむし歯が見えるようになることもあります。
    5. ⑤ 歯を動かすことにより歯根が吸収して短くなることや歯肉がやせて下がることがあります。
    6. ⑥ ごくまれに歯が骨と癒着していて歯が動かないことがあります。
    7. ⑦ ごくまれに歯を動かすことで神経が障害を受けて壊死することがあります。
    8. ⑧ 矯正歯科装置などにより金属等のアレルギー症状が出ることがあります。
    9. ⑨ 治療中に顎関節の痛み、音が鳴る、口が開けにくいなどの顎関節症状が生じることがあります。
    10. ⑩ 治療の経過によっては当初予定していた治療計画を変更する可能性があります。
    11. ⑪ 歯の形の修正や咬み合わせの微調整を行ったりする可能性があります。
    12. ⑫ 矯正歯科装置を誤飲する可能性があります。
    13. ⑬ 矯正歯科装置を外す際にエナメル質に微小な亀裂が入る可能性や、かぶせ物(補綴物)の一部が破損する可能性があります。
    14. ⑭ 動的治療が終了し装置が外れた後に、現在の咬み合わせに合った状態のかぶせ物(補綴物)やむし歯の治療(修復物)などをやりなおす可能性があります。
    15. ⑮ 動的治療が終了し装置が外れた後に保定装置を指示通り使用しないと、歯並びや咬み合せの「後戻り」が生じる可能性があります。
    16. ⑯ あごの成長発育により咬み合せや歯並びが変化する可能性があります。
    17. ⑰ 治療後に親知らずの影響で歯並びや咬み合せに変化が生じる可能性があります。また、加齢や歯周病などにより歯並びや咬み合せが変化することがあります。
    18. ⑱ 矯正歯科治療は一度始めると元の状態に戻すことは難しくなります。